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執筆者の写真祐也 矢倉

5現主義を貫く機械設計

更新日:2023年6月27日

こんにちは、GRAFFです。


ブログで何を発信すべきか、何が必要とされているか、

長らく悩んでいましたが、ようやく答えが見えつつあります!


今一度、「グラフログ」よろしくお願いします。




今日は少し設計思想のお話を。


「現場」「現物」「現実」「原理」「原則」からなる5現主義。

ものづくりにおいて、とても大切な考え方です♪


GRAFFが大切にしているのは5現主義から成る”3つの現場”です。


①設計者の現場

②作業者の現場

③ユーザーの現場


◇エンジニアの目線

GRAFFに寄せられるご要望は、

既存機の更新から、今までにない新しい機械まで多岐にわたります。

様々な技術課題に対して、最適解をすぐに提供できるように

常に技術を学び、提案できる引き出しを増やしています。


様々な試験機や機械の知識と経験があるからこそ、提案力が売りです!



◇作業者(加工者、組立者)の目線

設計をする時、とにかく”現場の人”について想像しまくります。


どうやったら加工の手間が減るかな?

材料の手配する時、どうしたら楽かな?

どこを基準に、加工/測定するかな?

この形状と要求なら、安価な板金のほうが楽かな?

組立精度をどうやって担保できるようにしようかな?

どうやって配線を通すかな? …etc


キーポイントは「後工程の人をいかにサボらせれるか?」です。


こうした検討を、やらなくても機械は設計できちゃいます。

もちろん、後工程でカバーをするという作戦もありますが、

上流工程から品質をあげるのが最もQCDへの波及効果が高いです♪


(また後日、詳しくお話させていただきます♪)



◇お客様の目線

社名の「TESTERS DESIGN」これは、

”試験機を使う人の目線に立った設計”という意味です。


設計者が頭でっかちになって自己満足の設計をしないように!

という戒めの意味もあります。(笑)


この目線がなくなったら、どんないい設計でも価値は上がらないと思います。

だからGRAFFは最も大切にしており、社名にも入れているわけです。


我々エンジニアが設計した機械の価値を見出すのは、そのユーザーです。

ユーザーにとって価値のある機械/サービスを提供することが使命です。





この3つの現場って、ものづくりの本質だと思っています。

それらを、高次元でバランスさせて、お客様に価値を提供する。


つまり”ものづくりの本質を極める”ことが我々の思想です。




以上、今回のグラフログでした。














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